クロケット&ジョーンズの人気No.1モデル・オードリー(Audley)の魅力に迫る!


オードリー雑誌記事
雑誌「最高級靴読本 Vol.4」より


数あるクロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)のシリーズのなかでも、オードリー(Audley)は、日本で特に人気のシリーズです。その理由は、大きく4つあります。

1:337ラストの王道ストレートチップ
2:ハンドグレードシリーズによる品質の高さ
3:丈夫でフィット感抜群のオールバークソール
4:高品質なのに手軽な価格で購入できる

1879年の創業以来、製造工程の機械化など技術革新を取り入れつつも、140年近く守り続ける伝統の製法で、細部にいたるまで徹底的に品質を追求する。その姿勢が生み出すクロケット&ジョーンズのオードリーは、多くのバイヤーが太鼓判を押す革靴のスタンダードです。

ここでは、それぞれの特徴について詳しく紹介します!
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オードリー ハンドグレード -Audley Handgrade-
オードリー(Audley)

オードリーの魅力その1 337ラストの王道ストレートチップ

オードリーには、337というラストが使われています。パリ店の工房で誕生したので「パリラスト」とも呼ばれます。

このラストに縫い合わせた革を被せ、蒸気をあてて型になじませていくことで、革を木型の形に整えていきます。こうして革靴ができあがります。ラストとは、木で作られた革靴の型です。木型とも呼ばれます。

クロケット&ジョーンズには、このラスト(木型)が200以上あり、中でも337は最も人気のある、同ブランドを代表するラストとして有名です。


時代の流行に左右されない、シンプルなエレガントさを実現した、いつまでも履ける魅力ある革靴のスタンダードだといえるでしょう。
そのためオードリーは、ビジネスや冠婚葬祭など、幅広いシーンで履ける万能な革靴として人気が高いです。

337は、もともとハンドグレードコレクション向けに開発されたので、その見た目は非常にエレガント。ややロングノーズのセミスクエアトゥで、普通すぎず、尖りすぎてもいない絶妙なバランスを実現しています。
クロケット&ジョーンズには、大きく2つの商品路線があります。高級ラインのハンドグレードコレクションと、実用性重視のメインコレクションです。

そんな337の大きな特徴は、見た目の優雅さとフィット感です。

 

オードリーの魅力その2 ハンドグレードシリーズによる品質の高さ

オードリーは見た目だけでなく、実用性もバツグンです。特にフィット感はクロケット&ジョーンズのなかでも定評があります。それを支えるのが、革とソールに注ぎこまれた技術の数々です。

オードリーに使用されているラスト337は、メインコレクションよりも高いフィット感の実現をめざし、その革に子牛の皮を使っています。子牛の皮はきめが細かくて柔らかい、最高級の革素材として有名です。

革がやわらかい靴は、履けば履くほど足になじんでいきます。
オードリーも同じで、最初は少し窮屈に感じたり、かかとに隙間があったりしても、やがて自然に、驚くほどフィットします。

またその革を縫い合わせる製法にも、クロケット&ジョーンズはこだわります。そのひとつがグッドイヤーウェルト製法です。

革靴の製法には大きく、


・セメント製法
・マッケイ製法
・グッドイヤーウェルト製法

の3つがあります。

セメント製法は、セメントで革とソール(靴底)を貼りつける手法です。
これは作業工程が少なくシンプルなため量産品の製造に向いた製法で、軽くて履きやすく、防水性に優れた靴ができあがります。一方、ソールの交換が困難という難点もあります。

マッケイ製法は、革とソールを直接縫い合わせるシンプルな手法です。
これはローファーなどによく見られる製法で、靴先の返りが良く、軽いのが特徴です。そのため非常に履きやすい一方、縫い方がシンプルなため縫い目から水が入りやすく、また長時間履いていると疲れやすいという難点があります。
ちなみに革とソールの間にクッション材を挟むマッケイ製法もあります。こちらは長い時間歩いても疲れにくいです。

そして今回のグッドイヤーウェルト製法。
これは実に200以上の複雑な工程を重ねる上に熟練の技術が必要なため、いまではあまり見られない手法です。
しかし頑丈さ、耐水性・耐塵性、履きやすさ・フィット感など、さまざまなメリットをもたらしてくれます。

たとえば、フィット感。
同製法の場合、革とソールの間にクッション材が十分に敷き詰められているため、履けば履くほど、靴底が自分の足裏の形に合ってきます。長時間歩いても疲れにくい靴に生まれ変わるのです。

 

オードリーの魅力その3 丈夫でフィット感抜群のオールバークソール

またソール自体にも特徴があります。
オードリーには、オークバークソールというソールが採用されています。これは日本でいう植物の樫(カシ。英語でOak)を使ったソールで、オードリーに使用されているオークバークソールは、世界最高のドイツ革メーカー・レンデンバッハ(J.Rendenbach)の製品です。

同社のオークバークソールは製造工程にこだわりを持っており、まずオークをはじめ、トウヒ、ミモザ、バロネアなど、すべて天然成分からから抽出したブレンドのタンニンを使って、時間をかけて丁寧になめしていきます。
その製造工程は、なんと最長1年。熟練の職人が手間暇をかけて丁寧につくっていきます。

こうしてできあがった革は、次第に繊維が密にしまってきて、丈夫ですり減りにくく、水にも強いソールとなります。またオークでなめした革は粘りが出てくるため、ソールが地面に吸いつくような心地よいフィット感も出ます。

さらに、ソールの一部を黒く塗ってツートーンカラーにした半カラス仕上げもオードリーの特徴です。

愛靴家の間で究極のおしゃれとされている靴裏へのこだわり。オードリーのソールは、そんな足裏のデザインにも特徴があります。地面と触れない部分(ちょうど土踏まずあたり)を、半カラス仕上げにしているのです。


オードリーのソール
オードリーの美しいツートーンソールは究極チラリズムといえるでしょう。

 

オードリーの魅力その4 高品質なのに手軽な価格で購入できる

雑誌の革靴特集などでよくオードリーと同ランクに並べられる革靴に、ジョン・ロブや、エドワード・グリーンがあります。

それらの革靴ですと、1足だいたい25万〜35万円前後と、オードリーの1.5〜2.5倍くらいの値段がします。一方のオードリーは、およそ18万弱。同水準の革靴のなかでも、購入しやすい価格帯に落ち着いています。

エレガントかつ、ビジネスから冠婚葬祭まで幅広く使えるシンプルなデザイン。優れた耐久性・耐水性、抜群のフィット感、歩きやすさなど、優れた品質。そして高級革靴のなかでも手の届きやすい価格。オードリーは三拍子そろった、とても優れたおすすめの一足です。

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オードリー ハンドグレード -Audley Handgrade-
オードリー(Audley)

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